【初めての子猫保護③】猫エイズと白血病検査、野良猫を保護するにあたっての悩ましい問題

猫徒然
ブログ村猫ブログ
ブログ村猫ブログ

※当ブログ初めての方は必ずこちらをお読み下さい↓

初めての方はこちら。

 

こんにちは、ねこさむです。

また結局時間があいてしまいました。。

もーね、かなり必死で死ぬ気で働いたんですが、その頑張りもむなしく

色々無理でした

(^q^)テヘペロ

久々に目覚ましかけずに寝れましたが、

シメジさんに叩き起こされました( ◠‿◠ ) 

ぱおん(´;ω;`)

 

で、

初めて野良猫保護に関わってみて、分からない事だらけで、

調べたりは当然のこと、うちの猫たちのときお世話になった保護団体の方とか

単身者で子猫引取経験のある猫友さんとかも相談にのってもらったりしました。

 

野良猫親子を保護するまでに何かと予定通りに行かなかったこともたくさんあったし

人間同士の都合もだし、猫たちの都合もあるので

保護してみるまで知らなかったあんな問題やこんな問題がたくさん出てきてしまいました。。

保護団体の方の活動をはじめて身をもって体験して、

本当に大変な活動で、頭上がらないよ(´;ω;`)ブワッ

 

これからもし野良猫と出会っちゃって保護しようか悩んでる方の参考に

少しでもなればいいなと思うので、忘備録として書いておきます!

今回は少し文章多めの真面目回となります。

 

では、本編へいってらっしゃい!!!

 

前回のお話↓

【初めての子猫保護②】子猫見に行こーぜ!/毒殺じじいの脅威
※当ブログ初めての方は必ずこちらをお読み下さい↓ 初めての方はこちら。 今宵も出番の少ないであろうエリンギさんで始まるねこさむブログ。 私って前置きが長すぎるところがあり、 前回全く肝心なとこ...

 

野良猫の病気の有無について

どっから書いていけばいいのかよくわからないので、

思いついたままにかいていきますね。

 

ちょっと話が飛びますが、先代猫のコバを飼っていた時私も若かったし、

お恥ずかしながらあんまり猫について知識がありませんでした。

ネットも今ほど発達していなかったし、

今でこそ、コロナ自粛のためステイホームやリモートワークで家で過ごす時間が増えて

ペット飼う人が増えて、

猫ブームとか保護猫がメディアでもとりあげられるようになったのって、

案外ここ数年のことだと思うんですよ。

 

先代を飼っていた時、一匹で飼っていたし、

すごく警戒心が強いねこで、外猫ととくに親しくしている様子もなかったので、全然気にしていなかったことがありました。

「猫エイズと白血病」

です。

勿論拾ってすぐは獣医さんに行きましたが、猫エイズ、白血病の検査はしてませんでした。

幸いなことに先代は単独飼いだったので、仮にキャリアだったとしてもうつす心配もなかったし、

19年生きましたが、最後までエイズは発症してませんでした。

しかしコバが猫エイズ陰性か陽性だったかはわかりません。

 

エリンギさんとシメジさんは地域の保護猫団体が開催している譲渡会で譲渡してもらったんですが、

私たちが出会った段階で5ヶ月くらいだったのでしっかり検査済みで、

エイズ白血病検査陰性とプロフィールに表記されていました。

譲渡会に参戦している猫たちのほとんどが検査結果、ワクチンの有無など表記されていました(他の団体さんは知らないのですが……)

その時はあまり気にしていなかったし、

病気の有無を見てこの子を引き取ろうと決めたわけじゃないので、

うちのコたちは陰性ってなってましたが、特に気に留めてませんでした。

 

みなさん、猫飼ってる方ならご存知かとは思いますが、

たとえ猫エイズ陽性(キャリア)だったとしても、猫が一生を終えるうちに発症するとは限らないのです。

もしキャリアでも食生活や薬などである程度発症を遅らせたり、ケアしたりもできるし、

その病気自体は人間には感染しないので、人と猫が暮らす上ではこの病気そこまでネックにはならないはずなのです。

が、

キャリアでない先住猫がいたり、多頭飼いを希望の場合は注意が必要になってくる

という、今まであまり自分とは関わりのなかった問題が浮上してきてしまいました。。

 

で、今回

例えば親子4匹を捕獲したとして、2匹はOさんが飼うとして、

そーするとあと2匹の里親がすぐ見つかるとも限らないので、一時的にさとちん家かねこさむ家で預かることになります。

さとちん家は先住猫が4匹いますが、けっこう大きいオウチなので

先住猫と保護した猫たちを完全隔離することは可能。

しかし、ねこさむ家はマッチ箱のような小さな家な上に

エリンギさんが全ての引き戸や押入れをセルフで開けれるようになってしまったため、

完全隔離となると、、

トイレか風呂場くらいしかないwwwwwww

どーしよw

 

最悪、子猫ならスペース取らないのでなんとか隔離できるかもしれないけど、

うちはメス猫2匹いるので、母猫はちょっと預かるの難しいかもしれないなー。

メス×メスは相性最悪だし、、、

 

などなど、はじめてのことには不安要素盛りだくさんであります。。。

 

 

再び、Oさんがどの猫を飼うか問題発生

一時預かりをするにしても病気の有無が気掛かりで

それをOさんに話すと、

「母猫がもしも陽性で、子猫が陰性だった場合

子猫がキャリアになってしまう可能性があるからどうしよう!?」

と、そこが心配になってきました。

 

母猫ちゃんを強く引き取りたい気持ちはあるけど、そこは検査してみないと決められない。

私もなんとかこの猫たちが一番いい道を探したいなと思って、

猫友姉ちゃんに相談してみました。

 

そこで得た知識は、

〇もし親が陰性の場合、子猫は母猫しか接触していない可能性が高いこともあり、ほぼ陰性である確率が高い。

〇もし母猫が陽性であっても、生後二ヶ月くらいまでは子猫免疫で無敵状態なため、子猫は感染しいてない可能性もある。

〇子猫のうちに陽性が検出されたとしても、子猫すぎると正確に検査結果が出ない場合があるので、数か月後再検査した時陰性に転化していこともある。

というものでした。

私も調べたんですが、子猫の検査は生後半年くらい経過してからじゃないと正確な結果がでないみたいなのです。

もし母猫と子猫を一緒にしていて、母猫が陽性の場合、

子猫が陰性だったとしても半年の間に感染するリスクがあるってことです。

 

これについては保護猫団体のK林さんにも相談しました。

野良猫保護をしているエキスパートはきっとこうゆうことにしょっちゅう直面しているはず!

そして彼女にはこう言われました。

「もし仮にエイズ陽性が出てしまったとして、それでも飼う覚悟ありますか?」

と。

これについてはOさんとも散々話しましたが、

飼う飼わないをエイズキャリアであるという理由で決めるつもりはないし、

むしろキャリア同士ならばとくに問題はなく、

危惧していることは、

何にも感染していない子に感染リスクがある状態でキャリアと健康な子をかってよいのだろうか?

ということでした。

 

しかも子猫は半年くらいたたないと感染しているかがわかりません。

今猫親子を保護して、一緒のケージに入れておいて良いものなのかも私たちには分かりませんでした。

こーゆーときって、保護活動されてる方ってどうしているのでしょうかねー??

 

猫保護の計画

最終的に、

まずは母猫を捕獲して検査してみないと、次の行動が決まらないってことに行きついて、

急がないと危ないのでとにかく捕獲しようってなりました。

 

子猫はシェルターをあけてみないと何匹いるかわかりませんでしたが全猫捕獲、

母猫も捕獲して検査する。

雄猫たちは今回はとりあえず見送って、地域の猫の会に任せよう。

 

母猫が陽性の場合、避妊手術をしてもといた場所へリリース(母猫が陽性でも子猫が陰性の可能性があるので、一緒に飼わない方が良いと判断)。

子猫2匹をOさんが引き取り、残りの子猫の里親を探す。

母猫は自分の兄弟たちとコミュニティを作って生活していたので、長く引き留めると元に戻れないことがあるといけないので、捕獲からリリースは速やかにやらなければならない。

母猫が陰性の場合、避妊手術して子猫と共にOさんが引き取り、残りの子猫の里親を探す。

 

このプランでいくことになりました。

 

野良猫親子捕獲

もーいろいろありすぎて長くなっちゃうんでね、簡単に書きますね( ◠‿◠ )

 

子猫2匹はさとちんが捕獲。

残りの子猫一匹がマンションのオーナーの車のボンネットに入ってしまったようで、

オーナーが捕獲。

母猫は、喫茶店のマスターを信頼しているからマスターいたら大丈夫と聞いてたのですが、

マスター流血からの捕獲失敗。

後日ねこさむも母猫捕獲にいって、無事捕獲完了できました。

 

マスターは母猫に触れるので、彼が母猫を持ち上げて洗濯ネットに入れる作戦だったみたいですが、

キャリーを見た途端暴れて逃げたそうな。

猫も生きるのに必死なんで仕方ないですね。。

 

さとちんが猫奴隷親戚から借りてきた捕獲器を用意してくれていました。

見たことある金属製の捕獲器と随分様子が違ってびっくりしましたが、

木製で、猫奴隷親戚のお手製捕獲器らしいです。

扉が閉まるときに音がしないので猫を驚かせなくて良いですね。

捕獲器に入らないと子猫と対面できないように設置、

母猫:右手チャリンコの影

子猫の悲痛な鳴き声を聞きつけて、すぐに母猫参上。

 

一応金の出しカップ入れといたんですが、

エサは完全スルーで、子猫に会いたくて10分もかからず中に入りました。

母猫の愛情よ

(´;ω;`)ブワッ

身の危険を顧みず子猫の元に。。。

訳も分からず捕獲されたので、恐怖のあまり威嚇するのは当たり前です。

心が痛む光景ではありますが

無事捕獲できて一安心です。

捕獲後、さとちん家へ猫を搬送。

検査が終わるまでは子猫と一緒にできないので、

母猫のそばに子猫のキャリーを置いて置きます。

しっぽがクルンてなってるので、すごく怖がってます(´;ω;`)ウッ…

ごめんよ(´;ω;`)

 

母猫が威嚇するので、数日捕獲器のまま落ち着くのを待って獣医さんに行こう、

となってこの日は解散しました。

 

獣医受診&検査結果

帰宅後、そうだんにのってもらっていた姉ちゃんとK林さんに報告。

数日後だったら私も都合つけて獣医さんに行くつもりでいたのですが、

K林さんに、数日間も猫を捕獲器のままはダメと聞いて、

次の日私は自分とこのオケ以外の予定があって無理でしたが、幸いOさんが同行できるつーことで

獣医さんにいって検査してもらい、

ついでに鎮静剤で朦朧としているすきに広めのケージに移動してくれてました。

 

そして嬉しい報告。

そう、検査結果は陰性でした(´;ω;`)ヨカッタ

からの親子再会!!!!

Oさんは晴れて、母猫と子猫を飼うことになりました。

 

私もホッと胸をなでおろした瞬間でした。

後日談ですが、

もし母猫が陽性だったらリリースしようと決めたけど、

やはりリリースはどうなんだろうか、、(毒殺じじいは確実にいるし)というモヤモヤは私もOさんもずっとぬぐえなくて、

「もし陽性だったら、母猫ちゃん一匹ででも引き取ろうかな。。」

とまで考えていたOさん。

 

ねこさむはちょっと感動したのよ、

あんた、立派な猫奴隷になれるぜ!!

(´;ω;`)ブワアアああああああッ

 

仕事終わった後、楽屋口とかで遅くまで話し合ったり悩んだりしましたが、

結果オーライでした!

やはり神様は純粋な猫奴隷の爆誕を望んでおられ、味方してくれました。

アーメン。

 

 

すみません、まだ続きますw

また次回お会いいたしましょう!サイナラ~

 

ー------切り取り線ー------

出番の少なかったエリンギさんのおまけ写真。

 

 

こんな猫たちとの交流が、私の命を支えています( ◠‿◠ )

いつもありがとうね。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました