【初めての子猫保護②】子猫見に行こーぜ!/毒殺じじいの脅威

猫徒然
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今宵も出番の少ないであろうエリンギさんで始まるねこさむブログ。

私って前置きが長すぎるところがあり、

前回全く肝心なところまで話が到達しなかったことを反省しましたので、

今回はサクッと本編書きますねw

いつもウザくてすいませんねぇ( ◠‿◠ ) ニヤニヤ

前回の話↓

そうだ、子猫見に行こう。

「猫飼う気ある?」

と連絡がきたその詳細はといいますと。

 

どうやらさとちん家の近所の野良猫が子猫を産んだらしいという情報が、近所の猫奴隷おじさんN野さんから入ったからなのでした。

名古屋市某所地下鉄駅からすぐのとある喫茶店の裏に、

猫の会の方が設置していった猫シェルターがあり、その中で野良猫が子猫を出産したようでした。

母猫は喫茶店のマスターに餌をもらっていて、

餌場になっているそのシェルター周辺は地域猫たちのたまり場風になっているらしい。

 

その旨をOさんに伝えると、

私たちが思ってたよりもかなり急展開にはなってしまったものの

これも運命だ!!

つーわけで、腹をくくる決心をしてくれましたので、

じゃー捕獲しようか、となったわけです。

 

猫奴隷おじさんN野さんがちょいちょい様子を見に行ってたようなのですが、

母猫が、シェルターに子猫を隠し警戒して威嚇するので、

あんまり刺激すると、母猫が危険を感じて、子供を連れて引っ越してしまう可能性もあるので、

授乳期が終わって子猫がパヤパヤ歩き出したころに保護するのが良いだろうとのことで、

しばらく様子をみること3週間。

捕獲する前に2回偵察に行ったのですが、

子猫たちは猫シェルターの奥にいたため、どんな色で何匹いるのかすら確認できませんでした。

下段になんだかフワフワしたものあるけど、子猫これかな?程度しかわからなかった(´;ω;`)ウゥゥ

しかも子猫の鳴き声もほとんどしないとマスターから聞いて、

何匹生存しているかもわからない状態でした。

ニンゲンたちがわらわらしていると、

母猫ちゃんが心配してやってきました。

めっちゃねこさむ好みの美猫じゃん!!!

(*´Д`)ハアハア

子猫を持っていかないか監視しているっぽい(*´Д`)ハアハア

そんな母猫ちゃんを

ハァハァ撮影しているねこさむの様子を撮影するOさんw

 

子猫を触ってしまうと人間の匂いがついて育児放棄される可能性があるので、

捕獲まであまり刺激しない方がよいとのことで、

私たちは退散して喫茶店でランチがてら作戦会議することに。

 

猫シェルター

私は猫の捕獲経験がなく、とくに保護猫活動もしているわけではないので

知識とかほぼZEROでした。

 

Oさんは二匹まで猫可物件と聞いていたので、はじめのうちは「Oさんが飼う子二匹のみ」を捕獲しようかなって思っていたんですよ。

ふんわりとね。

なにせ私野良猫捕獲するの初めてなのでね。

ランチしながらマスターから母猫ちゃんたちの話を聞いたり、動画みせてもらったりしてたんですが、

今こそ母猫ちゃん、子育て中で殺気立ってはいるけれど、

マスターには触らせてくれたり、勝手に喫茶店の中に入ってきて床をコロコロ転がってたりしてて、

決して人嫌いな猫ではないのかなという印象を受けました。

そんな三毛猫の美猫母。

実際に見てみるとうちのエリンギさんとシメジさんよりも小さいように見えました。

おそらく初めての発情期で産んだ子で、母猫ちゃんももしかしたら一年もいってないかもしれないと思いました。

母猫ちゃんは去年の秋ごろ、兄弟三匹子猫状態で喫茶店に現れたそうです。

そしてその三匹とも健在で、兄弟たちも見たのですが(写真撮れなかったけど)とても元気そうでした。

 

きっと猫の会の人が置いてくれた猫シェルターで冬の寒さを少しでもしのげたこと、

マスターがエサを与えてくれたこと、

喫茶店の入ってるマンションのオーナーが猫に優しいひとで、この子たちを追い払わないで居場所を提供してくれたこととか、

地域猫が生き残れるのってけっこう優しい人間たちが見守ってくれる奇跡的な環境じゃないと難しいのかもしれない。。

猫活動してる方々は本当に心が優しくて、

こんなシェルターごときでは室内のような暖かさは得られないし、

自分がしている活動はただの気休めでは?みたいな葛藤してるブログとかも時々目にします。

 

ないよりあるほうが数百倍マシ!!!!

みんなできることしかできないし、できることもしない人もいる中、

ほんの少し気にかけてくれる人たちがいて、そのちょっとずつのみんなのできることの集まりによってこの子たちは生かされて子猫も生まれたんだなーと思ったら、

子猫2匹だけを捕獲とかどーなん?

 

と思えてきて、モヤモヤしました。

 

毒殺じじいの脅威

喫茶店のマスターとの雑談で、こんな話を聞きました。

この周辺にはネコを可愛がる人がいる反面、すっごく猫が嫌いな人がいて、

マスター:「毒餌撒いてる人がいて、この前7匹猫が死んだんよね。」

え……

ええええええええええええ!?

こーゆー話、実は前もさとちんから聞いたことあって、

近いとはいえ地域が違うので、同一人物ではない可能性が高いんですが。。

てゆか、めちゃくちゃ物騒じゃん!!!!(´;ω;`)ブワッ

 

てゆー話もきいてしまったので、家に帰ったあともなんかモヤモヤが止まらず、

Oさんにラインしたら彼女もすごくモヤモヤしていた様子でした。

 

猫とか動物を必要もないのにあえて殺す人のメンタルってマジでどーなってるんですかね…?

 

この話を父にしたら、

父が若い頃は野犬が山とかに群れを作って沢山住んでいて、

野生化した犬って狼みたいなもんなんで、毒餌撒いて駆除したことがあった。

つー話をされました。

現在の日本では基本的に野犬的なものはいないし(ぱっと見)、犬たちは狂犬病の予防接種を義務付けられていますよね。

犬の場合、野生化すると人間にバッタリ遭遇すると襲ってくる危険があるし(お腹すいてたりとか)、

狂犬病って致死率100%なので、嚙みつかれたらホントに危ないと思うのですよ。

例えば今の日本は野犬いないですけど、

友達が仕事でモザンビークと日本を行ったり来たりしていて、アフリカなんでフツーに野犬ウロウロしてるらしいんですが、渡航する前に必ず狂犬病ワクチン打ってます。

私たちの安全を脅かす、という理由では致し方無いところもあるのかもしれません。

 

しかーし。

猫って基本的に物凄く警戒心が強く臆病な生き物なので、

野良猫たちが率先して人間たちを襲ってくることはありませんよね?

本気で身の危険を感じた時しか攻撃してきませんし、そもそも攻撃するような状況にならないように早めに察知して姿をくらますような生き物なのです。

確かに野良猫のフン被害とか、盆栽や植物を荒らされたとか、そんな理由で猫が嫌いな人はいることはいます。

でもだからって、「殺してしまおう」ってなる人間の方に大きな心の問題があるとしか思えません。

猫虐待などについても思うのですが、

結局人間の負の感情の捌け口に猫が都合がよいのでしょうね。

ある程度感情があり、自分よりも弱い生き物だから。

 

そーゆー人は、

熊とか鮫とかと勇敢に戦えよ!!!!!

と思います( ◠‿◠ )

存分にな!!!!!!!

 

この手の話はいつも胸が痛みますが、

同時に人間という生き物を恥ずかしく思います。

そして、嫌いだから殺そうだなんて発想のひとが近所に住んでると思うだけで、

人間の私ですら恐怖だわ。

どのネコを保護するか問題

何度もくどいようですが、私たちは野良猫保護シロートであり、

世界中の猫たちの幸せは願っていても、全ての猫たちをどーにかする力はないという現実。

とりあえずこの餌場で私たちが出会ってしまった猫たちは、

  • 三毛の母猫ちゃん(メス)
  • 三毛、グレーの母猫の兄弟二匹(オス×2)
  • 子猫数匹(この時点では数と性別不明)
  • 薄茶トラの父猫(オス)

です。

幸いなことに母猫は育児放棄している様子はありませんでした。

時期的には乳離れするころなので、時間が経つにつれて子猫が成長して捕獲しにくくなることと、

喫茶店の目の前に車通りが比較的多い道路があるため、事故にあう可能性がでてくること。

また毒餌をまかれることも心配。

 

成猫たちはこの地域に住むことに多少慣れてると思うけど、

メス猫はこのまま放置すると結局また子供が生まれてしまって増えるので、

母猫は保護してもしなくても手術はしなきゃならない。

 

はじめのうちは子猫2匹だけって思っていたのですが、

色々なことを考え出すとほんとキリがなくて。

Oさんは猫2匹しか飼えない物件なので、どの2匹にするかということをギリギリまで悩んでました。

そうしている中、大きくなってしまった猫なかなか里親が見つかりにくく(といっても母猫若いけど)、

どっちにしろ子猫は一匹は飼うことになるので、

Oさんは初めて猫を飼うので、もしかしたらお留守番時とか母猫ちゃんが一緒の方が

子猫も安心かもしれない、、

というように、母猫ちゃんを飼う可能性が大きくなっていきました。

 

そんな初めての野良猫保護、

色々調べていくうちにまた悩ましい問題がでてきてしまったのです。。。

 

次回へ続く。

 

ー---------切り取り線-------------

やはり野良猫の環境は過酷ですね。。

しばらく出番の少ないうちの猫たちでありますが、

元気にコロコロ転がっております( ◠‿◠ ) 

 

 

 

 

 

 

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